炎の背景

書名　：　炎の背景
著者　：　天藤真
出版社：　創元推理文庫　2000.3.24　初版　\756
感想　：　2005.10.3日記に記載

日記には転記しなかった本書中文章：

本部長はかねて憂えておられました。警察力を意のままに使えないとしたら、権力者が次に考えるのはゲシュタボ的な暴力組織作りではないか。すでに有名無名の企業からまるでやくざ並に、献金と称するテラ銭やショバ代を公公然と取り立てて怪しまれないかれらのことだから、そうした資金を事故の道具のための暴力組織作りに使ったところでなんのふしぎもない......しかしそうなったら日本はおしまいだと。

30年前とちっともかわっていない日本の政治構造...

はぁ...